株用語辞典
投資顧問で資産運用をお考えの方や、個人投資でよくでてくる専門用語を知りたいという方はこちらのページを参考にして頂ければとも思います。
日頃、株式投資を行う上で、よく使う言葉や耳にする言葉を用語集としてまとめてみました。
是非、ご活用下さい。
あ行
青空銘柄(あおぞらめいがら)
日本証券業協会の規則の一つで、未公開株を指す。証券会社は顧客からの直接受注のみで、勧誘を行うことが出来ない銘柄。
青天井(あおてんじょう)
結構一般的に使われる用語の一つで、相場の上げ基調のおかげで、どこまでも株価が上昇しそうな状態のこと。
赤字国債(あかじこくさい)
特例国債法の下、歳入不足を補う為に発行される。
あく抜け(あくぬけ)
悪材料出尽くしで、株価の下落がひと段落することを指す。
悪目買い(あくめがい)
株価が下落している銘柄を、市場人気に逆らい買い注文すること。
頭打ち(あたまうち)
株価が上昇基調だったにも関わらず、その勢いが弱まり伸び悩む状態に陥ること。
歩み値(あゆみね)
取引時間中の株価の推移を時系列としてあらわした表を指す。
い行
板(いた)
証券取引所に集められた、株価ごとの買い注文と売り注文の一覧表を指す。
インカムゲイン
株式、債券などの資産保有中に得られる収益を指す。
嫌気(いやけ)
買い付けた銘柄の今後の先行きに悲観的になる様。
一服(いっぷく)
相場の値動きが一時的に停止すること。
う行
売り気配
売り注文ばかりが出ていて、買い注文がほぼなく値段がつかない状態を指す。
売り抜け
保有中の銘柄の株価が下がる前に、売ってしまうこと。またの名を売り逃げとも言う。
内出来(うちでき)
発注した一部分の注文だけが約定すること。
ウォール街
アメリカのニューヨーク市にある金融街。ニューヨーク証券取引所、証券会社や大手銀行が密集していることから代表的な金融街として知られています。
上値(うわね)
現在の株価以上の値が挿すことを言う。
え行
エンジェル投資家
設立前の企業や設立間もない企業に資金提供する個人投資家を指す。
M&A(えむあんどえー)
企業の合併、買収のことを指す。出資比率を引き上げることで経営権が移動することも該当する。
AEX指数(えいえくすしすう)
オランダのユーロネクスト・アムステルダム証券所に上場するオランダの主要企業25社で構成される時価総額加重平均型株価指数を指す。
FX(えふえっくす)
外国為替の売買の事で、その略称は「foreign exchange」。
お行
追証(おいしょう)
信用取引の思惑に対して、対象の株価が下がったり、売却銘柄が上昇したりして評価損が発生し、委託保証の金維持率を下回った場合に、証券会社に追加の担保を指さなければいけない規約を指す。
大天井(おおてんじょう)
相場で一定期間の最高値に達した時に使われる言葉。
大引け(おおひけ)
市場開催日の取引時間9時~11時半を前場、12時半~15時を後場と言い、後場の終了時がその日の大引けとなる。
か行
外国為替(がいこくかわせ)
日本の為替とは異なる通貨を交換する意味。
株主総会(かぶぬしそうかい)
株主が株式会社の意志を決定する機関を指し、決算期毎に開かれる定時株主総会と、必要に応じて臨時で開かれる臨時株主総会がある。
株主優待(かぶぬしゆうたい)
企業が株主(一定以上の株券)を保有している個人投資家に対して、その企業で扱う品物や商品券、優待券などを提供する制度を指す。
空売り(からうり)
保有していない株を売買、主に売る行為を指す。
換金売り(かんきんうり)
資金が不足した場合など、資金を補うために持ち株を売り資金調達を行う行為を指す。
外国人投資家(がいこくじんとうしか)
海外の居住する投資家を指し、主に日本の株式相場の動向に大きな影響を与える年金基金やヘッジファンドをのことを言う。
き行
機関投資家(きかんとうしか)
法人会社などが、株式売買で利益を得る目的に株式投資を行う事を指す。
逆張り(ぎゃくばり)
市場の相場が下落しているときに買い付けを行い、上昇しているときに売却することを指す。
逆鞘(ぎゃくざや)
先物価格が現物から算出した理論値よりも安い状態の事を指す。
キャピタルゲイン
株の売買で利益を出す事を指す。
キャピタルロス
株の売買で損失する事を指す。
玉(ぎょく)
取引対象の注文や株式そのものに関しての総称。
く行
グロース投資
対象の企業の成長性を見越して株価が上昇するのを狙い投資する事を指す。
け行
堅調(けんちょう)
日経平均や相場が上昇基調に傾いている事を指す。
決済リスク(けっさんりすく)
何かしらの諸事情で決算が予定通り行われないことにより生じるリスクを指す。
気配(けはい)
売買注文で売り手の「売りたい価格」、買い手の「買いたい価格」を指す。
権利確定日(けんりかくていび)
株主権利を得るための確定日を指す。優待や配当を受け取る貯めには、決算期末までに株主とならなければいけない。
現物(げんぶつ)
有価証券そのものを指し、実際に受け渡しができる株式のこと。
こ行
国債(こくさい)
国が資金調達を目的とした債権を発行する事。
ご祝儀相場(ごしゅうぎそうば)
大発会や大納会などの相場の節目日に、新規上場する企業があった時などは、相場の活況を狙った買い注文が増えたりする。
ご当地ファンド(ごとうちふぁんど)
特定の都道府県、あるいは地域に本社や工場等をおく企業の株式に主に投資する投資信託を指す。
さ行
債券(さいけん)
国、地方公共団体、政府関係機関、特殊金融機関、事業会社などが資金を調達する時に発券する証書の一種を指す。
裁定売り(さいていうり)
先物を購入し・現物を売却することを指す。
裁定買い(さいていがい)
先物を売却し・現物を購入することを指す。
サヤ取り
金融商品に対して、「買い」と「売り」を同時に保有して、その2銘柄の上下する株価空利益を狙う投資手法を指す。
指値注文(さしねちゅうもん)
証券会社に売買注文を出す際に、細かい金額指定(規約範囲内)売買値段を指定する注文を指す。
材料(ざいりょう)
市場において相場を動かす要因や出来事を指す。
材料難(ざいりょうなん)
相場を動かす要因がないため、取引を控える傾向がある状態を指す。
ザラ場
寄り付きから引けまでの市場開催時間を指す。
し行
塩漬け(しおづけ)
株価が下がり、含み益を抱えたまま保有し続けることを指す。
仕手株(してかぶ)
大口投資家や機関投資家、ファンドが顧客から集めた資金力で株価上昇を目的とした投機を行う銘柄を指す。
信用取引(しんようとりひき)
個人投資家が、証券会社などに資金を借り手持ち以上の資金で株式売買を行う事を指す。
地合い(じあい)
大まかな相場状況を指す。
す行
スイングトレード
短期トレードの一種で、デイトレよりは緩やかに投資する事を指す。
スキャルピング(スカルピング)
デイトレの取引手法の一種で、ごくわずかなサヤを超短期で狙うトレード手法を指す。
スクリーニング
どの銘柄を取り組みするか考える際に、ある基準を用いて選び、選出する事。
ストップ高
制限値幅の上限まで株価が上昇することを指す。
ストップ安
制限値幅の下限まで株価が下落することを指す。
スプレッド
2つの証券の金利差や価格差の事をまとめた表を指す。
せ行
セクター
投資対象を地域・分野・部門・業種などにわけ、資産運用を行う事。
セントレックス
名古屋証券取引所が1999年に開設した新興企業向けの株式市場のことを指す。
そ行
相場(そうば)
株価そのもを指し、売買益を得る為の株式売買の事を言う。
損切り(そんぎり)
損が出る事を承知で株を売り、損失を確定する行為の事を指す。
続伸(ぞくしん)
前営業日に引き続き、株式や為替相場が上がる事を指す。
続落(ぞくらく)
前営業日に引き続き、株式や為替相場が下がる事を指す。
た行
高値(たかね)
ある一定期間の株価が最も高かった事を指す。
建玉(たてぎょく)
信用取引において、売買する株の事を指す。
タックスヘイブン
バミューダ、バージン諸島、ケイマン諸島などの、税がかからない、もしくは税が低い国や地域を指す。
大納会(だいのうかい)
年末の最終取引日。
大発会(だいはっかい)
年始の取引開始日。
ダウ平均
アメリカのダウ・ジョーンズ社が発表する工業株30銘柄を対象とした平均株価指数の事。
ち行
チャート
過去の株価の推移をを表やグラフにしたものを指す。
地政学的リスク(ちせいがくてきりすく)
ある特定の地域が抱える政治、軍事の緊張が高まり、その地域限定もしくは、世界経済の先行きを不透明にし悪影響を与える状態を指す。
つ行
つなぎ売り
これから値下がりが予想される現物株を残し、信用取引で売っておくことを指す。
て行
デイトレード
当日買付けた株式を、当日中に売却することにより利益を出すトレード手法の事。主に、短期売買を指す。
テクニカル分析(てくにかるぶんせき)
移動平均線、株価チャートなど、株価データのパターンを基礎に、今後対象の銘柄は上がるか下がるか予測する手法の事。
手仕舞い(てじまい)
信用取引で、売り建玉、または買い建玉を反対売買して決済することを指す。
と行
投機(とうき)
株式や為替相場に着目し、短期的な収益取得を目的とした投資の事を言う。
当期純利益(とうきじゅんりえき)
税引前当期純利益から法人税などの利益にかかる税金を差し引いたものを指す。
投資ファンド(とうしふぁんど)
個人投資家などから資金を集め、代わりに銘柄の選択、金融商品への投資を行い、売買益を分配する機関の事。
掉尾の一振(とうびのいっしん)
年末間近に相場が高くなる事を指す。
騰落率(とうらくりつ)
株価が一定期間において上がったり、下がったりする変動率の事を指す。
な行
ナンピン買い
買った株が値下がりした際に買い増しを行い、買い値の平均を低くする行為。
内需(ないじゅ)
国内における需要の事。
凪相場(なぎそうば)
出来高が少なく、相場が上昇も下降もしない状態を指す。
に行
日経ダウ平均(にっけいだうへいきん)
東京証券取引所第一部上場銘柄のうち、市場を代表する日経225銘柄を対象とした相場全体の流れをつかむ株価指標の事。
ニューヨーク証券取引所
1792年、ニューヨークのウォール街にある時価総額規模で世界最大規模の証券所の事。
NISA(ニーサ)
少額投資非課税制度(日本版ISA)の愛称。
ね行
年初来高値(ねんしょらいたかね)
その年が始まり、現在までのうちで最も高い株価の事を指す。
は行
配当(はいとう)
投資先の企業が出来高や利益を上げると、株主に恩返しの意味を込めてそれを分配する。
反転(はんてん)
ある方向へ向いていた相場の流れが逆に傾く事を言う。
反発(はんぱつ)
下落基調にあった株式相場が、起こりうる要因により一時的に上昇基調に変化する事。
バリュー投資
企業価値と比較し、株価が割安と思う銘柄に投資する手法の事。
パフォーマンス評価
運用成績の総合的評価の事。
ふ行
ファンダメンタルズ
「経済の基礎的条件」を指し、業績、財務内容の状況を示す基礎的な要因の事。
風説の流布(ふうせつのるふ)
相場の変動を図る目的をもって、虚偽の情報等を流す事を指す。現代では、SNS等でこれら買い煽りが行われている傾向が強い。
ブラックマンデー
1987年10月19日にニューヨーク株式市場で起きた史上最大規模の大暴落の事。
ほ行
暴騰(ぼうとう)
相場全体、もしくは個別株が急激的の株価が上昇する事。
暴落(ぼうらく)
相場全体、もしくは個別株が急激的の株価が下落する事。
ま行
毎月分配型(いつきぶんぱいがた)
毎月のように決算を行い、収益に応じて株主に分配する投資信託の事。
マーケット
特定の金融商品が取引される市場を指す。
み行
見せ玉(みせぎょく)
不公正取引の一種で、大量の注文を発注・取消・訂正を行い、その取引が活発であると見せかけ第三者の取引を誘因する注文の事を指す。
む行
無配(むはい)
業績や方針で配当を行わない企業を指す。
も行
モラルハザード
企業経営が危うくなった場合、毎回、国が助けてくれるという考えから生まれた言葉。
保ち合い(もちあい)
小幅に相場が上下し、トレンドがほぼ横ばいで推移している状態。
や行
約定(やくじょう)
株式で出した注文売買が成立することを指す。
休むも相場(やすむもそうば)
四六時中投資をしていては、客観的に相場観を失ってしまう場合も多く、休むことも相場を見る上で大切という戒めの格言。
ゆ行
有価証券(ゆうかしょうけん)
手形・小切手・商品券・株券など代表的な個人の財産を表す証券の事。
ユーロネクスト
フランスのパリ、オランダのアムステルダム、ベルギーのブリュッセル、ポルトガルのリスボンにある証券取引所の総称。
り行
利食い(りぐい)
買い付けした株が値上がりした後に売り差額で収益を得る事。
リスク
損をする前触れ、予想通りにいかない可能性を示唆した言葉。
利回り(りまわり)
投資資金に充てた、元本に対する収益の割合を指す。
リーマンショック
リーマン‐ブラザーズが米国の大手投資銀行・証券会社を経営破綻させた事により、世界の金融市場が大打撃を受けた一連の出来事。
れ行
レバレッジ効果
レバレッジとは主にてこ作用の事を指し、少ない資金で大きな収益を得る事を意味している。信用取引、先物取引、FX取引などを利用すると、元本より大きな取引が可能。
連想買い(れんそうがい)
あるテーマ株に何らかの好材料がでた場合、それと同系列の業種の会社にも株価が上昇する期待を見越し買いが入ることを指す。
ろ行
狼狽売り(ろうばいうり)
取り組み銘柄が急落した際に、なんの精査もせず、慌てて売り注文をだす事。
ローンチ
有価証券を発行する際に、市場へ発行したよと発表する事。