産業と経済の詳細情報
サイト名 | 産業と経済 |
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口コミ評価 |
創刊73周年を迎えた「産業と経済」が気になったので検討してみました。
産業と経済は初心者から玄人までをバックアップしている情報誌です。
以前にキッチンカブーの検証を行った際、代表者の鈴木正剛が編集者を務めていたという経歴を持っていました。
キッチンカブーは残念ながら魅力的な株サイトでは無く、おすすめとは言えませんでしたが、産業と経済は一体どうなのでしょう。
当記事では情報誌「産業と経済」の実態を検証した結果をご報告しています。
産業と経済の実態について気になっている方は是非とも当記事をご確認ください。
また、当記事では良質な株情報を得ていただくため、検証済みの優良株サイトをおすすめしています。
想定ほどの利益が獲得できていない。どんな銘柄を購入すべきか分からない。
株式投資でお困りの方はおすすめの優良株サイトをご覧ください。
産業と経済は参考にすべき情報誌なのか?
※ここでは産業と経済の検証を終えた管理人の意見を先にご紹介しています。
あくまで主観的な意見ですので、悪しからず……。
結論から言えば、産業と経済は最も参考とすべき情報誌だとは言えないでしょう。
なぜなら産業と経済は情報のスピード感が数年前のままで現在のマーケットには最適と言えないからです。
株式投資などによる資産形成がスタンダードとなった今、昔のように多額の投資資金を用意できる投資家は非常に少ないです。
また、昔のように配当や優待品を目的とした長期保有を行う投資家も減少しています。
そのため今の投資家が欲しているのはデイトレが出来るくらいのリアルタイム情報です。
たった1分、たった1秒が投資家の明暗を分けると言えるでしょう。
このことを踏まえて産業と経済を見てみると、日刊でも株情報が新聞のようにまとめられていることに目が行きます。
メールでべた書きされるよりも株情報が読み取りやすいというメリットはあるものの、記事としてまとめるために提供までに時間が掛かるというデメリットが気になってしまいます。
配信を待っている間にその情報が数万円の利益になっていると考えると複雑です。
株式投資での利益獲得を第一優先としているのであれば、情報の鮮度が低い「産業と経済」はベストな株情報提供サービスだとは言えないでしょう。
世の中には似たようなサービスとして「四季報」が存在しています。
四季報では1年分のチャート分析から今後の展望、今年の投資ニュース、決算報告の内容など、盛りだくさんな情報が掲載されています。
知っておくと便利な内容ではあるものの、デイトレで今すぐ使うような内容は含まれていませんね。
掲載内容がタイムリーに必要となることが無いのが四季報が存続できる理由なのかもしれません。
現相場では少しタイミングや視点がズレるだけで有益じゃなくなってしまう情報がたくさんあります。
産業と経済には株情報の配信体制を現相場に合わせて見直してもらう必要がありそうですね。
産業と経済とは?どんな株情報を提供しているのか?
ここでは産業と経済の歴史、内容について確認していきましょう。
産業と経済は1950年代に発行がスタートした投資情報誌です。
超実績主義を掲げて独自の分析法に基づいて分析された期待値の高い株情報を提供しているそうです。
具体的にはどんな情報を掲載しているのか。
調べるために公式ホームページを見てみると、トップには「投資家と運命共同体として共存共栄の理念で発展を重ねていく」というような重めのメッセージが掲載されています。
掲載されている文章は堅苦しくて、今どきの株サイトとは一風変わった印象です。
また、公式HPには統計を利用した内容もありました。
個人株主数は、前年比6.7%増加の5473万人でした。
5年連続で増加し、過去最高を更新しています。増加した人数は126万人です。引用:産業と経済
しかし、この数値の調査年数は2018年と4年も昔の情報を引っ張りだしているようです。
自分たちにとって都合が良いように、あえて古い情報を使う株サイトも世の中には存在するので注意が必要ですね。
そんな産業と経済を見ていると1つの不安が膨れ上がります。
もしかして、情報が更新されていないのでは…?
この不安を払拭するために隅々までサイトを確認すると「今日の投資情報」に数日前の日時を見つけることが出来ました。
ちゃんと情報が更新されているようでひとまずは安心です。
今日の投資情報は会員登録を行うことで日々の経済ニュースを入手できる産業と経済の無料サービスです。
更新は不定期で行われており、お世辞にも参考になるとは言えません。
さらに内容を見てみると、そこに書かれていたのは投資市場を見るだけで分かる事実と相場の感想でした。
最後に「来週から頑張ろう」との締め言葉が付いていて日記レベルの内容です。
最近はnote.やTwitterなどのSNSが普及していますから、この内容をわざわざ登録してGETしたいと考える人は少ないでしょう。
こういった点でも産業と経済は時代に乗れていない株サイトだと言えそうです。
産業と経済の編集者は優秀?
そんな産業と経済は、まがいなりにも情報誌です。
編集者が変わることで情報の質や提供スタイルが今以上に良くなることは十分にあり得るでしょう。
しかし、残念ながら現在の編集者を利用者が知ることは出来ませんでした。
今どんな人が編集しているかはイメージすら掲載されていません。
編集者の情報を知ることで利用者側は参考にするポイントを取捨選択することが出来ます。
掲載されている株情報のすべてが利用者の参考となる時代じゃないからこそ、人物像が明確になっているとありがたいですよね。
ただ、過去の編集者については少しだけ知ることが出来ました。
創刊当時は現在の代表取締役である【山田 晃】が編集者として活躍していたようです。
山田晃は日本の経済評論家です。
株式投資分野での知識に長けた人物で、2000年以前には著書もいくつか出しています。
現在のマーケットに精通しているかは怪しいですが、当時はかなり凄腕と呼ばれる人物だったようです。
また、以前にはキッチンカブーの代表者である鈴木正剛が編集者を務めていたこともあるようです。
鈴木正剛に関してはキッチンカブーの検証記事に詳しく掲載しているので、そちらをご覧ください。
投資界隈で有名な人物が編集者として活躍しているのは信ぴょう性が高いですね。
ただ、紹介した2人が現在の投資市場で役立つ内容を提供しているのかという点には疑問が浮かびます。
やはり産業と経済を利用するか否かには、最も新しい編集者の存在がポイントとなるでしょう。
現在の編集者が掲載されていない場合には使うべきではないのかもしれません。
産業と経済の提供サービス
何度かお伝えしているように産業と経済は情報誌です。
公式ホームページを見てみると出版物は【日刊・週刊・月刊・季刊】が存在していました。
注目の銘柄や話題の株、耳より投資情報などが掲載されています。サービスは証券ちゃんねると名付けられていて1chと2chが用意されているようです。日刊の提供情報は無料会員になることで入手できるようです。無料会員の登録には氏名や郵便番号、電話番号など、多くの個人情報を入力する必要があります。
【出版物:週刊(プラチナ会員)】
今週に狙い目の銘柄が概要と一緒に掲載されています。無料情報のレベルアップバージョンのようで証券ちゃんねる3chと名付けられていました。週刊以上の提供情報は有料のプラチナ会員にならないと閲覧できないようです。プラチナ会員への登録は6か月で20万円となっています。
【出版物:月刊(プラチナ会員・書籍)】
月刊誌で用意している袋とじの内容が閲覧できます。推奨銘柄や空売り銘柄などに興味がある方には月刊がおすすめなようです。月刊の内容はプラチナ会員になることで閲覧することが出来ますが、書籍としても販売されています。書籍として購入する場合には年間で15.600円の購入費が発生します。
【出版物:季刊(プラチナ会員・書籍)】
投資ファンに長年、親しまれた専門誌「オール株価チャンス」と「ザ・ベストオブ10」を提供しています。月刊と同じようにプラチナ会員であれば書籍と同等の内容を閲覧できるようです。オール株価チャンスは年間8,400円で定期購読することが可能です。
全体的に提供サービスが非常に分かりにくかったです。
何が無料で何が有料なのか、どのサービスにどの内容が含まれているのか。
もし利用しようと考えている人がいるのであれば、いま一度しっかりと確認しておくべきでしょう。
産業と経済は参考にならない?アップデート不足の内容に要注意
今回は投資情報誌「産業と経済」について検証を行いました。
産業と経済は山田晃が監修している投資情報誌です。
1950年ごろに出版がスタートして70年以上の間、株情報の提供による投資サポートを行ってきた老舗情報サービスだと言えるでしょう。
かなり昔から存在しているということで運営会社に対する信ぴょう性が高い反面、公式ホームページの作りや文章の言い回しが堅苦しいなど歴史があるがゆえに使いづらい部分を感じました。
アップデートが行われているのか疑問を感じる瞬間もあり、使い勝手が良いとは言いづらい状態です。
産業と経済では情報を新聞のように掲載しています。
編集者が株情報をレイアウトして提供してくれているため、担当が変わるとニュースも使いやすくなるかもしれませんね。
また、産業と経済では提供サービスも販売書籍とWEB会員がごちゃ混ぜに掲載されているので何に登録するとどのサービスが使えるのかがハッキリと分かりませんでした。
契約料金が発生する場面で不明瞭な状態はユーザーに優しくない株サイトだと言えるでしょう。
このことから当サイトで産業と経済の利用をおすすめすることは難しいです。
・公式ホームページのリニューアル
・利用者に発生する料金の明確化
せめてこの2点が整備されれば、再検証をして結果が変わるかもしれません。
以上で産業と経済の検証を終了します。
今回の結果には「期待と違っていた」という声も多いでしょう。
投資家さんの中には歴史のある株サイトに実力を求めて入会する方も多いでしょう。
しかし、最近は相場が荒れているためトレンドに強い新しめの株サイトが高評価を集めているようです。
以下には今もっとも人気の高評価株サイトをピックアップしておきます。
現マーケットで成果をあげたい方は、ぜひチェックしてください。
産業と経済の会社概要・詳細
サイト名 | 産業と経済 |
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口コミ評価 | |
サイトURL | https://www.sangyo-keizai.com/ |
運営会社 | 株式会社 産業と経済 |
電話番号 | 03-3661-8181 |
Eメールアドレス | info@sangyo-keizai.com |
産業と経済の投資実績
銘柄コード | 騰落率 | 獲得利益 |
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